(おかあさんのために)
急に授乳をやめるとおっぱいが張ってきたり、乳管がつまったりして乳腺炎になって熱がでたりすることもありますので数ヶ月かけて徐々にやめましょう。
また、長期間母乳育児を続けることが、乳がんのリスクを減らすことが、報告されています。
(お子さんのために)
栄養的、免疫学的、そして精神的にも2歳(可能であればそれ以上)過ぎまで母乳育児を続けましょうと世界保健機関(WHO)とユニセフ(UNICEF)が提言しています。
(注意点)
利点はありますが、寝る前や寝ている時に飲ませるのはいかがでしょうか?寝る前の牛乳やジュースは、むし歯の原因となりますので、母乳も同様に注意してください。
子供の歯を守る会で「卒乳」についてシンポジウムがありました。参加者200人と多く皆さんが悩む課題だと思いました。結論は、個々の子供のお口の中の環境によって考える必要があり、絶対いつまでは大丈夫というのはないのではとのことでした。
2007.6.30