記事一覧

「2008年旅行観光競争力」 世界経済フォーラム

国の競争力を測る世界競争ランキングで知られるダボス会議の主催団体である
スイスの民間機関・世界経済フォーラムは、各国の観光と旅行に関する競争力を
ランク付けした、2008年版の報告書を発表しました。調査対象の130ヶ国中、ス
イスが前年に引き続き首位を維持しました。
 政府が「観光立国」の目標を掲げる日本は昨年の25位から2ランクアップし23
位でしたが、文化資産(14位)陸上交通インフラ(9位)など高評価でしたが、
観光政策の優先度(87位)、旅行・観光への親密度(128位)などが足を引っ張
りました。
 調査は、観光地の人気ランキングにならないよう各国の観光政策や交通イン
フラ、観光資源など14指標について統計やアンケート結果をまとめたものです。
2位以下は次の通り。2位オーストリア、3位ドイツ、4位オーストラリア、5位ス
ペイン、6位英国、7位米国、8位スウェーデン 、9位カナダ、10位フランス。アジ
アでトップだったのは14位の香港で、次いで16位のシンガポール、韓国は31位、
中国は旅行インフラや環境保全、治安問題が響き62位でした。

 「介護保険関連施設における口腔ケアに関する調査」 佐賀県歯科医師会

佐賀県歯科医師会の調査と九州歯科大学・摂食機能リハビリテーション学分野
の解析をまとめた報告書「介護保険関連施設における口腔ケアに関する調査」に
よりますと、高齢者介護現場の口腔ケア担当者職員の口腔ケアに対する認識では、
1.「口腔内が乾燥していると誤嚥のリスクが高くなる」2.「口腔ケアで肺炎予防
が可能である」3.「食べていない人の口腔ケアは毎日必要だと思う」の三つの質
問に対して、「はい」と答えた人は1.が92.7% 2.が87.5% 3.は35.7%と高か
く、また、口腔ケアに期待する効果の上位三つまでを聞いた質問では、「口腔清
潔保持」が最も多く8割を占め、次いで「肺炎予防」「飲み込みが良くなる」があ
げられました。
 また、口腔ケアの際に毎回観察している項目で最も多かったのは「食物残渣」
次いで「口臭」「義歯の装着状態」「口腔内の乾燥」と続いています。
 他方、口腔清掃物品で使用しているものでは、「歯ブラシ」が最も多く、次い
で「ガーゼ」「スポンジブラシ」「義歯ブラシ」「舌ブラシ」の順でした。
 *(この調査は、佐賀県内の全介護保健関連施設の口腔ケアにかかわる職員を
   対象に行い、279件の回答を得たもの。)

過去ログ