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子どもの口呼吸注意 -顔変形、ぜんそくの恐れー

最近ぽかんと口を開け、鼻でなく口で呼吸をするこどもが増えていると指摘する小児歯科医がいる。この原因として、
①鼻の病気やへんとう肥大などの耳鼻科の疾患
②指しゃぶりなどの癖から歯並びが異常になる
③鼻呼吸できるのに口呼吸の習慣がついている
このうち、習慣性の口呼吸を問題している。口を開けた状態が続けば、口内が乾燥し、ばい菌が繁殖して虫歯や歯周病を引き起こすほか、細菌が鼻を通さずに直接入ってくるため、インフルエンザにかかりやすくなったり、喘息の原因となる。
 指しゃぶりの癖があると上顎が細くなり、横から舌を出す癖があるとかみ合わせの高さが前歯と奥歯で違ってくる。かみ合わせのずれは、口の周りの筋肉のバランスを崩し、口が開いた状態をつくりやすくなり下顎が突き出た形の顔に変形しやすくなるなど、悪循環も指摘した。

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