厚労省は、4月30日メタボリックシンドロームの該当者数が約960万人、予備群者数は約980万人とする平成18年度の国民健康・栄養調査の概要を明らかにした。
糖尿病が強く疑われる人は820万人で、9年度調査との比較では130万人(約19%)増加。糖尿病の可能性が否定できない人は1050万人で370万人(約54%)の増加と推定している。
肥満の出現率では、男性の肥満者の割合が20年前から増加し続けているほか、高血圧症では有病者3970万人、正常高血圧者1520万人の約5490万人と推定。
夕食の開始時間は、男女共に20~60歳台で午後9時以降の割合が増加。朝食の欠食率は男女ともに年次ごとに高くなり、夜型の生活が欠食や肥満の増加につながっているいるとみられる。