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「国語に関する世論調査」 文化庁

このたび、文化庁は平成19年度「国語に関する世論調査」の結果を発表しました。
 今の国語は乱れているかの問いに対しては、8割弱が乱れていると答えここ10年ほどは9割弱から8割前後で推移しています。
 乱れていないとした人16.2%のうち、39.1%は「言葉は時代によって変わるから」と回答しています。
 日本人全般の課題を選ぶ質問では「敬語等の知識」(42.1%)、「他人の話を正確に聞く力」(36.8%)、「相手の立場や場面を認識する能力」(31.6%)が上位を占めました。
 また、「どちらを使うか」では、心血を傾ける(13.3%)、心血を注ぐ(64.6%)、論陣を張る(25.3%)、論戦を張(35.0%)、目から鱗が落ちる(80.6%)、目から鱗が取れる(8.7%)、足下をすくわれる(74.1%)、足をすくわれる(16.7%)、溜飲を下げる(39.8%)、溜飲を晴らす(26.1%)との結果となっています。
 この調査は、今年3月、全国の16歳以上の男女3,445人を対象に行われ1,975人(57.3%)から回答を得たものです。

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