鹿児島口のリハビリテーション研究会研修会が6月28日に{地域における医科歯科連携システム構築の強化を目指して」「口の機能回復に向けた連携」と題して201人の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士など)の参加で開催された。
講演は、介護の理念も交えて、現場で役立つ口のリハビリにおける留意点、実際の現場で必要なアセスメント、ケアプラン、モニタリングを通して、多職種の中でいかに協調性を保ち専門性を発揮するか解説された。また、「あきらめを希望につなげる口腔ケアと口腔リハビリ」と題して、看護や介護の現場で、口腔が原因で全身にリスクを負ってしまったと思われるケースが少なくないと誤嚥性肺炎を紹介した。講演後には、片麻痺時の口腔ケアやリハビリ方法を実演した。
日歯広報 2008.11.5