3歳児のむし歯減少を図ろうと由利本荘市鳥海地域で2003年度に始まった県のモデル事業が本年度で終了した。地域住民、行政、歯科医師らが協力し、仕上げ磨きの励行、哺乳瓶でジュースを与えないといった取り組みを推進。2002年度に1人平均5.46本だった3歳児のむし歯本数が本年度は1.57本まで減少した。新年度からも活動は住民の自主的取り組みとして継続される。また、この中にはフッ素塗布を1歳から3歳までの間に公費で受けられる塗布の回数を年1回から4回に増やした。
秋田魁新報 2009.3.23