夜間によく眠れないため、昼間に強い睡眠が生じるなど日常生活を脅かす睡眠時無呼吸症候群(SAS)。最近、この病気が子供にもみられるようになり、学力低下などの悪影響を及ぼすことが指摘されている。
子供のSASに詳しい千葉県立保健医療大学健康科学部教授で、耳鼻咽喉科医の工藤典代さんは、啓発冊子を作成するなどして、適切な治療を受けるよう呼びかけている。
小児の睡眠時無呼吸症候群の兆候
・ 呼吸が5,6秒止まる
・ ひどいいびきをかく
・ 壁にもたれて座って眠る
・ あごをあげて横になって寝る
・ 咳き込む
・ 何度も目を覚ます
・ 昼間いらいらして落ち着きがない
産経新聞 2009.4.22