歯科医院でレントゲン写真を撮った経験は、多くの人にあると思います。それは、フィルムを口の中に入れて撮影する小さなものから、口全体や、首から上全部といった大きなものまでさまざまです。どれも必要があって撮影します。
ところが、最近は普通の写真を撮影することがあります。口の中、つまり歯や歯肉の写真なら納得いくかもしれませんが、全身の姿勢の写真を撮影することがあります。これは近年、かみ合わせと姿勢やバランスの関係が注目されてきているからです。
医学的にはまだ十分に解明はされていませんが、かみ合わせの不調和が、肩こりや頭痛を引き起こすとも考えられてきています。
歯科医院で全身写真を撮影されても不思議に思わずに、ぜひ協力をお願いします。
南日本新聞 2009.6.16