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お口をきれいに

京都大学の川村孝教授は10~60代の387人を「1日3回の水うがい」「1日3回のヨードうがい液によるうがい」「何も指示せず」の3グループに分けて真冬の時期に2ヶ月間追跡した。水うがいをしたグループは風邪にかかるリスクが4割低くなった。インフルエンザ意外の病原体も含めた結果だが、川村教授は「ウイルス感染を助ける口内のたんぱく質を洗い流した効果ではないか」と推測している。
東京歯科大学の奥田克爾名誉教授は口腔ケアに着目する。要介護の高齢者190人を2グループに分け、一方だけに歯科衛生士が歯磨きを指導した。6ヶ月追跡すると、指導グループでインフルエンザを発症したのは1人だった。未指導グループは9人が発症したという。
人数が少なく、これだけでインフルエンザの予防効果があるとはいえないが、奥田名誉教授は「口を清潔にすれば歯周病や誤嚥性肺炎も予防できる」と話す。
         日本経済新聞 2009.8.30

歯を削るリスク検討を

歯を削り、白い材料で覆う方法は材質や覆う範囲などにより多種多様です。これらの方法は、大なり小なり歯を削るリスクが伴います。耐久性などの点からは、削らない天然の歯に勝るものはありません。見た目のコンプレックスは人によりさまざまです。コンプレックスが強いほど、歯の美白は素晴らしい効果を発揮します。コンプレックスの度合いと、削るリスクを十分検討し、主治医とよく相談して最善の方法を見つけましょう。
         福島民友 2009.8.24

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