日本歯科医師会の「歯科医療に関する一般生活者意識調査」によりますと、
歯や口腔に異常を感じている国民が62.7%いることが分かりました。
また、「歯や口のなかの悩みや気なること」(複数回答)の質問では、「も
のがはさまる」41.9%、「歯の色が気になる」35.1%、「歯石がたまっている」
31.9%、「歯が痛んだり、しみたりする」31.1%、「口臭がある」26.7%、
「歯ぐきから血が出たりはれたりする」24.5%、「歯並びが気になる」23.6%
などが高い割合を占めていました。
しかし歯科の健診を「定期的に受けている」のは16.2%、「気が向いた時に
受けている」は20.5%で、「受けたことはない」人は33.5%占めていました。
一方受診のきっかけについては「痛み・はれ・出血があったから」が62.7%
と最も多く、歯科受診の目的では、「むし歯の治療」が66.6%と最も高い割合
を占めていました。
この調査は、全国20~60代を抽出し、09年6月19~24日で男女1万2千人のサン
プルを収集したもの。