厚生労働省が11月26日に公表した「2008年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」によると、昨年10月現在の歯科診療所の数は6万7779施設で、前年同月から19施設減少した。
この調査は、旧厚生省が1948年に開始。53年から統計法に基づく調査が行われているが、歯科診療所の施設数が減少に転じたのは今回が初めて。
■一般診療所数も21年ぶりに減少
また、歯科以外の一般診療所の施設数は9万9083施設で、前年から449施設減少した。一般診療所は87年から07年まで一貫して増加してきたが、21年ぶりに減少に転じた。
「無床」が450施設増加したものの、入院施設がある「有床」が899施設減少した。
更新:2009/11/26 23:08 キャリアブレイン