11月8日は「いい歯の日」。鹿児島県は80歳になっても歯を20本保つ「8020運動」を推進、虫歯や歯周病の予防を訴える。だが、県内の1歳半児の虫歯有病者率(2007年度)は全国ワースト3位。糖尿病や心筋梗塞など生活習慣病を誘発する歯周病の罹患率は、40歳以上で8割超に上る。県歯科医師会は「虫歯の早期治療、定期的な歯科検診が大切」と呼び掛けている。
①病気についてよく知る②朝晩だけでなく、昼休み、寝る前にも歯を磨く③歯肉炎や歯石がないか調べ、あった場合は歯科医院を受診し、除石や予防指導を受けることが重要。
「歯や舌など口腔内を清潔に保つことが大切。難しくないので予防に努めてほしい」
南日本新聞 2009.11.3