笑いヨガは95年にインドの医師、マダン・カタリアさんが始め、60ヶ国に広がった。「アロハ笑い」「請求書を見て笑う」「家事をしながら笑う」など代表的なものだけで40種。健康への効果もわかってきた。
調査の結果、ストレスに関係する唾液中のコルチゾール量や、抑うつ度が下がった。
笑いヨガのほうが、落語を聞いた時よりもコルチゾールが下がるという。「落語や漫才は内容を理解しないと笑えません。笑いヨガは、心からでなくてもエクササイズとして笑うことができます。」
作り笑いでも、本当におかしくて笑っても、体への影響は同じという報告もある。笑うと腹筋を使い、血流が良くなる。普通に生活していると笑う機会は少ないが、笑いヨガなら15分ぐらい笑える。
朝日新聞 2009.11.21