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知ってる!?②

永久歯の生えてくる位置がおかしかったり、生えてこなかったりすることがある。日本大学歯学部の白川哲夫教授によると、「こうしたケースで上顎の前歯では余分な歯(過剰歯)が埋まっているため、生え変わりが阻害されていることがある。」
 過剰歯を摘出することで正常に生えてくることもあるが、改善されない場合はワイヤやゴムを使って永久歯の萌出(歯が生えること)を促す治療が行われる。乳歯が生え変らない場合、永久歯の先天的な欠如が疑われるので、一度は検査を受けた方がよい。
           産経新聞 2009.11.30

知ってる!?

子供の歯や顎の健やかな発育には予防・治療を含め、どのような注意が必要か。4回にわたり紹介する。虫歯予防には、まず歯磨きと考えがち。しかし、日本大学歯学部の白川哲夫教授は「健康的な生活リズムと食リズムの習慣づけが一番大事」と指摘する。
 唾液が虫歯予防に重要な働きをすることは知られているが、唾液の分泌量は日中多く、睡眠中は低下する。いい噛み合わせで朝からしっかり食事を取り、おやつは昼間の決まった時間だけにし、夜は早めに夕食をすませ、明るすぎない室内で自然な眠気を感じたら眠る。
 歯磨きも重要だが、こうした生活が子供の口の中の健康維持の基本という。
           産経新聞 2009.11.2

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