2002年のデータで、対10万人の口腔癌の率は、日本は2.5人以下と最も少なく、逆に10人以上の非常に発生率の高い国は、パキスタン、パプアニューギニア、南アフリカ、ボツワナ、オーストラリア
インド、カンボジア、ネパール、バングラディシュ、カザフスタン、フランス、スペイン、ポルトガル、ドイツ、ハンガリー、ウクライナ、ベラルーシ、スロバキア、クロアチアなど、かなり広範囲にわたっている。
日本と同様に口腔癌発癌率の低い国は、中国、ロシア、インドネシア、モンゴル、ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、メキシコなど、そしてヨーロッパでは唯一といってよいと思われるがスウェーデンである。その他の国は中間である。