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いい歯スマイル検診 山口・周南市が無料で 19-39歳の市民ら

いい歯スマイル検診:周南市が無料で 19-39歳の市民ら対象 /山口

 周南市は6月から、歯科検診を受ける機会が少ない20-30代の受診率を上げ、歯周病の予防につなげようと、無料の「いい歯スマイル検診」を始めた。4-10日は「歯の衛生週間」。

 この検診は、地元の徳山歯科医師会の協力を得た、10年度からの新規事業。年1回の検診がある高校までと、節目ごとの検診がある40代以降との間の空白期間をカバーする。市の事業費は検診委託料など約270万円。

 対象は10年4月-11年3月に19-39歳になる市民と在勤者。11年2月末までの間、徳山歯科医師会会員の約70医院で受けられる。
2010年6月4日 提供:毎日新聞社

食道がんなど危険性減

1日2回以上歯を磨く人は、1回だけの人と比べて頭から首にかけての頭頚(とうけい)部がんや、食道がんなどにかかる割合が約2割低いことが分かった。日本歯科医師会が東京都内で開いた歯の健康セミナーの中で、愛知県がんセンター研究所が報告した。
 調査は、約4000人を対象に行った。同研究所の松尾恵太郎客員准教授は「たばこや飲酒、性別、年齢にかかわらず、歯磨きの回数ががんの発症と関係がある」と指摘した。1日に1回は歯を磨く人を1とした場合、1回も磨かない人は頭頚部がんや食道がんになる危険性が、7割以上高くなることも報告した。
 どうして歯磨きが、がん予防に効果があるのかなどについては、同研究所で引き続き調査する予定だ。松尾准教授は「がん予防にはバランスの取れた食事や、適度な運動に加えて、食後はきちんと歯を磨くことも大切だ」と強調する。
             日本農業新聞 2010.4.14

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