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舌の上に においの元

自分では気づかないが、対面する人には届いているかもしれない口のにおい。チューインガム、うがい液、香料入りスプレーなどの対策グッズが数多く販売されている。
 口の中に問題がある場合、最も大きいにおいの元は、舌の上にたまった舌苔だ」という。舌苔は、新陳代謝ではがれ落ちた口腔内の粘膜細胞や食べかすなどに、歯周病菌や虫歯菌といった口内の様々な細菌が付着し、舌表面にたまると考えられている。
 舌苔は、歯周病を引き起こす細菌の供給源とも考えられている。八重垣さんは「口臭で最優先すべきは舌の清掃。歯周病がある場合、舌苔も取り除くのを忘れずに」と話す。
               読売新聞 2010.5.27

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