本日は、旭川の花火大会。暑い夏らしく花火も一段と綺麗です。たまに近くで観る事もありますが、横着なため6㌔離れた診療所からの見学です。最近の花火は、色とりどりで色々な形もあり飽きさせません。年に1回しかありませんが、年2回にしたいです。
本日は、旭川の花火大会。暑い夏らしく花火も一段と綺麗です。たまに近くで観る事もありますが、横着なため6㌔離れた診療所からの見学です。最近の花火は、色とりどりで色々な形もあり飽きさせません。年に1回しかありませんが、年2回にしたいです。
「口が開きにくい」「あごが痛い」などの症状が出る顎(がく)関節症。症状の軽いケースも含め、日本人の3~4割が経験するともいわれる。ここ数年は歯を削らずに、患者の癖を直す生活指導や、関節や筋肉のトレーニングによって症状を改善する手法が主流になってきた。
顎関節症はとくに20歳代と30歳代に多い。代表的な症状は「口が開かない」「あごが痛む」「あごの関節がカクカクと鳴る」の3つ。大学入学や就職などで生活スタイルの変化から感じるストレスで歯を食いしばる癖が出やすい。
大半はそれほど悪化しないが、あごに負担がかかり続けると痛みなどの症状が出る。顎関節症の原因は長らくかみ合わせに問題があるからだと考えられてきた。治療法は歯を削ったり、樹脂製マウスピースを口にはめたりして、かみ合わせをよくする方法が主流だった。だが、なかなか改善しないだけでなく、かえって悪化する患者も多かった。
日本顎関節学会などが中心となり5~6年前から、原因や新しい治療法を検討した。癖によるあごへの負担や、あごの筋肉のこわばりなどが顎関節症の原因と考えられるようになってきた。
顎関節症をめぐる治療法はまだ統一されていないのが現状だ。医学的な根拠に乏しい自己流の治療法を実施している歯科医もいる。インターネット上には間違った治療法を紹介しているウェブサイトも多く、戸惑う患者も多い。高額な治療費を払っても症状が改善しないなど、トラブルになることもあるという。
日本経済新聞 2010.6.25
奈良県医師会が医療関係者約1万7000人を対象にしたアンケートで、医師や看護師の6割が患者から暴力や暴言による被害を受けたと回答したことが分かった。医療現場でのこうした「院内暴力」は年々問題化。仕事へのやりがいをなくしたり、不安感が増すなどの悪影響もあり、医師会は行政機関と連携して対策を検討する。
奈良市では07年6月、診察中の病院長が元患者の夫にナイフで刺され、重傷を負う事件が発生。車谷典男・奈良県立医大教授らが08年9~10月、県内1020の医療機関の医師や看護師、看護補助者、事務職員を対象にアンケートを実施、約1万2000人から回答を得た(回収率約70%)。
それによると、身体、精神ともに被害を受けたことがあると回答したのは、医師61・3%▽看護師60・5%▽看護補助者37・9%▽事務職員36・7%。最も多かったのは暴言で、看護師や看護補助者は暴力が目立った。
自由記入欄には、「殴られそうになって、ステッキなどを振り回された。『おまえ雑魚や、殺したる』と電話口で言われた」▽「認知症患者にたたかれる、引っかかれる、つままれるが常態化」▽「患者の家族にストーカー行為をされた。8年がたっているが、男性患者や男性家族の前で笑顔をつくると誤解されそうで怖い」――などの回答があった。
被害を受けた医師584人のうち、32・4%が「仕事のやりがいが低下した」▽30・8%が「仕事に不安を感じた」――としており、休職したり職場を変わった例もあるという。また、被害経験者のうち、医師の9・4%、看護師の7・4%に心的外傷後ストレス障害(PTSD)とみられる症状があった。
塩見俊次・同医師会長は「医療機関に対する期待の大きさの裏返しだが、できることとできないことがある。患者を含めて考えるべき問題だ」と話している。
2010年8月4日 提供:毎日新聞社