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がん治療前に歯科検査

国立がん研究センターと日本歯科医師会は31日、がん患者への歯科治療で連携し、口腔(こうくう)内の合併症軽減を目指すことで合意した。9月からがん患者への歯科治療に関する歯科医向けの講習会を各地で開催。同センターは治療前の患者に講習会を受講した歯科医への受診を勧める。知識や情報不足から、がん治療後に患者が歯科診療を拒否されるケースを防ぐのも狙いだ。
 同センターと日本歯科医師会は来年度をメドに全国のがん治療の中核施設に拡大、2013年度には全国のがん拠点病院(現在約370施設)にも地域の歯科医と連携する事業を開始することを目指している。
                  日本経済新聞 2010.9.1

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