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骨も歯も丈夫に 牛乳の効用

カルシウム不足で心配される代表的な病気には、骨がスカスカになって脊椎や大腿骨などが折れやすくなる骨粗鬆症がある。日本骨粗鬆症学会などによると、国内の推定患者数は1100万人。女性が圧倒的に多いものの、厚生労働省の患者調査を見ると、男性でも70歳を超えると増えてくる。
 「牛乳・乳製品には虫歯を予防したり、歯を健康にしたりする効果もある」と離すのは健康科学大の折茂肇学長(老年医学)だ。骨粗鬆症の患者は、歯の抜ける数が多い傾向もあり、閉経後の女性に対する調査では、太めの人の方が骨粗鬆症いなりにくく、やせている人は、残った歯の数が少なかった。「牛乳を飲み、日光を浴びながら1日30分程度歩くなどの運動をするといい」と助言している。
                    読売新聞 2010.11.12

子どもの食べ物 発達・成長に合わせ選択を

 乳幼児の咀嚼力が十分発達しないうちに硬いものを食べさせると、かえってかむことができなくなることがあります。小児の咀嚼の発達は、かまないで飲み込むゴックン期から、プリンやお豆腐など舌でつぶれる程度のものが食べられるモグモグ期、そしておかゆやバナナなど歯ぐきでつぶせるものが食べられるカミカミ期と順に進んでいきます。
 この発達段階に合わせて食べると咀嚼力が培われるのですが、硬過ぎる離乳食では逆効果です。基礎力がないままに硬いものを食べると丸のみすることになり、かむ練習ができないまま成長してしまうのです。ですから乳臼歯が生えそろう2歳までに発達に合わせて食べ物を与えることが大事です。
                    福島民友 2010.11.5

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