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第1回呼吸療法チーム勉強会のご案内

【日 時】 平成23年5月10日(火) 17時45分~18時45分
【場 所】 旭川赤十字病院 2階 講堂
【テーマ】“集中ケア認定看護師の呼吸の解剖と生理”
・ 体表からみた肺の位置
・ 吸気と呼気 どの筋肉が動いてる?
・ 正常な呼吸って?
・ 何回からが頻呼吸

    “ミニレクチャー 酸素療法 その1”

     ・ 高流量システム(アクアパック等)の使い方

講 師】  旭川赤十字病院 集中ケア認定看護師 
澤田 ますみ

       旭川赤十字病院 臨床工学課     
陶山 真一

【申 込】 医療機関職員(職種問わず)

      参加ご希望の方は、5月10日(火)午前中までに、地域医療連携室
(℡0166-27-8585)へご連絡ください。

アルツハイマー原因を狙い撃ち…予防の可能性

青森県の弘前大の松原悦朗准教授(神経内科)らの研究グループは26日、アルツハイマー病の原因とされる、たんぱく質だけを攻撃する抗体を開発し、発症予防の可能性があることを突きとめたと発表した。

 松原准教授によると、アルツハイマー病は、原因とされるたんぱく質が脳に沈着、凝集し、記憶障害を起こすと予想されている。

 研究グループでは、このたんぱく質だけに反応する抗体を作り出すことに成功し、実験で週1回ずつ計36週にわたり、記憶障害発症前のマウスに投与し、投与しないマウスと比較したところ、記憶学習能力が保たれていることが分かったという。この結果、アルツハイマー病の原因が、このたんぱく質にあることも裏付けられたとしている。

 松原准教授は、実験を踏まえ「マウスの段階だが、アルツハイマー病は予防可能な病気と考えていいのでないか」と指摘している。今回の研究成果は3月、米科学誌に掲載された。

メタボ健診、見直し開始 実施率低迷で、厚労省

厚生労働省は25日、40~74歳を対象とした特定健康診査、いわゆる「メタボ健診」の見直し作業をスタートした。2008年度に始まった医療制度改革での医療費抑制の目玉施策だったが、実施率の低迷などを受け、開始から3年余りで見直しを余儀なくされた。

 メタボ健診は、生活習慣病を予防することで増え続ける医療費を抑制するために導入された。ルールを弾力的に運用し実施率を高めるのが狙いで、同日立ち上げた有識者検討会で議論して、来年夏までに結論を示し、13年度から適用する方針。

 厚労省によると、09年度の受診率(速報値)は全国で40・5%で、スタート時に掲げた70%を大きく下回った。現行制度では原則として、健診を受けられる医療機関は、健保組合などが選定する仕組みになっている。このため、単身赴任世帯で、夫の勤務地から離れたところに住んでいる妻ら家族が受診できないケースが多発し、受診率の引き下げの要因になっているとの指摘が出ている。

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