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在宅歯科医療連携室を設置

在宅歯科医療を推進するため、▽医科・介護等との連携窓口及び在宅歯科医療希望者等の窓口の設置▽在宅歯科医療や口腔ケア指導等の実施歯科診療所の紹介
 ▽在宅歯科医療に対する広報▽在宅歯科医療機器の貸し出しーなどを行っている。奈良県歯では平成19年度から在宅歯科医療実施診療所を増やすための講演会を年1回開催しており、昨年度は県医療対策部地域医療連携課の協力により、公開講座として開催。
 病院、訪問看護事業所、介護施設、地域包括支援センター等に広く周知するとともに、歯科医師、歯科衛生士だけでなく、看護師、言語聴覚士、栄養士、ケアマネジャー、介護職にも参加を呼びかけ、多数の参加を得た。
 また、同じく平成19年度より、訪問歯科衛星指導ができるしか衛生士を養成するため、講演だけでなく介護施設での実習を取り入れた、4日間の講座を開催している。昨年度からはさらにアドバンスコース(3日間)も開催し、人的養成に力を入れている。
 さらに本年2月には、県老人福祉施設協議会職員研究会議に県歯の連携室運営メンバーがシンポジストとして参加し、高齢者の口腔ケアの重要性とその効果について講演した他、広報用リーフレットとして『あなたのお家で歯の治療』を制作し、会員診療所や関係各所に配布している。
 在宅歯科医療連携室には専任職員として歯科衛生士を配置し、在宅歯科医療の希望者に対する訪問歯科診療・訪問口腔ケアが可能な診療所の紹介だけでなく、病院や介護施設、ケアマネジャー等からの養成により、出張で口腔ケアの指導・説明や相談に対応できるようにしている。
            日歯広報

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