舌や歯茎など口の中にできる「口腔がん」。早期発見すれば治る可能性が高いが、口内炎や歯周病などと思い込んで進行してしまう場合もある。歯科治療中に見つかることもあり、札幌歯科医師会は「気になる症状があれば、まずかかりつけの歯科医や耳鼻咽喉科に相談してほしい」と呼びかけている。
口腔がんが疑われる主な症状の自己チェック
■口の中にしこりや腫れがある
■舌や歯茎、頬の粘膜に白くなっていたり、赤くなっている部分がある
■口内炎がなかなか治らない
■口の中が出血しやすい
■入れ歯が痛みや腫れで合わなくなった
■歯のぐらつきが続く
■抜歯後なかなか傷が治らない状態が続く
2011年(平成23年)5月18日 北海道新聞