食べ物をしっかりかむと脳が刺激され、認知症予防につながる。神奈川歯科大准教授の山本龍生さんは、愛知県内の認知症ではない65歳以上の4400人を2003年から4年間追跡。歯がほとんどなくて入れ歯も使わない人が認知症になる割合は、歯が20本以上残っている人より1.9倍高かった。
また食べ物をあまりかめない人は何でもかめる人より1.5倍高かった。日頃から歯磨きや口腔ケアで歯を大事にすることに加え、食べ物をしっかりかむことが大切です。
読売新聞 2011.5.15