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夢中の心臓マッサージ、川底の男児救った看護師

看護師の冷静な対応が、尊い命を救った。

 17日、高知市万々の久万川で溺れた小学1年男児を救助した近くの看護師上総真由美さん(37)は、周辺住民にも協力を呼びかけ、迅速な救命措置につなげた。

 「男の子が溺れている」と息子から聞いた上総さんは、近くの民家のドアをたたいて応援を求めた後、川底に沈んでいた男児を引き揚げ、心臓マッサージを実施。この間に近所の住民が119番しており、男児が息を吹き返すとすぐに病院へ搬送することが出来た。

 駆け付けた消防隊員は「心臓マッサージのおかげで助かったと思う」と話し、上総さんは「1人ではだめだと思い応援を呼んだ。無我夢中であまり覚えていないが、助かって本当によかった」と話していた。
2011年7月18日 提供:読売新聞

40代も危ない歯周病 抜け歯・偏食・生活習慣病の悪化ドミノ

かんだり、飲み込んだりしにくくなったというと、お年寄りだけの問題だと思っていませんか。30~40代でも知らない間に歯周病は進みます。食べにくくなるだけでなく、食事の内容が偏って、生活習慣病や栄養不良に陥る恐れもあるそうです。
 壮年後期、40歳前後から歯周病が進むのを防ぐには、どんな点に気をつけたらよいだろうか。まず、歯周病になっていないか確かめるのが大切だ。奥歯が崩れないよう他の歯と支え合っているか、左右両方でバランスよくかめているかなど歯科医に診てもらおう。歯周病の進み具合によるが、軽ければ、検査や歯磨き指導、歯石取りなどで済むことになる。
 がんや心臓病の手術や治療前には、まず口腔ケアという動きも広がっている。がんの放射線治療では唾液が減って虫歯や歯周病がが進む場合がある。外科手術後に肺炎になったり、傷口に感染したりしないよう口の細菌を減らしておく必要がある。中高年は普段から口の中をきれいにしておく習慣が大切だという。
                  2011.5.24 朝日新聞

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