歯周病予防の基本は歯垢がつかないようにすること。そのためには、毎日のていねいな歯みがきが大切です。歯ブラシを使った方法が基本となりますが、電動歯ブラシや練り歯みがき、オーラルリンス、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使うとより効果的です。歯科医師によると、実は正しい歯みがきができている人は意外と少ないのだとか。歯科医院などできちんと指導してもらうことをおすすめします。もし歯周病になってしまった場合は、歯科医師や歯科衛生士が専門的に歯の清掃をしたり、歯石を除去したり、かみ合わせの調整を行ったりします。歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどありませんので、定期的に歯科健診を受けてチェックしてもらいましょう。大人が毎日しっかり歯を磨き、きちんと歯の定期検診を受ける習慣をつけることはお子さんの歯の健康管理にも役立つことでしょう。しばらく歯科に行っていないという人は、この機会に受診してみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんとママ 11.6月