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歯周病と骨粗しょう症には関連が!エストロゲンが減ってからは骨量を維持する工夫を

さらに、エストロゲンは骨にも関係していて、エストロゲンが減ることで、骨量が減ることもわかっています。また、年齢を重ねるほど、カルシウムの吸収率が下がるため、骨がさらに弱くなります。ですから、閉経後は骨粗しょう症に注意すべきなのです。歯を支える歯槽骨も例外ではなく、閉経後の歯槽骨の骨量低下も、歯周病を進ませる原因に。歯槽骨が溶けてなくなってしまう歯周病にとって、骨の質はとても重要です。もうひとつ、更年期に口臭トラブルが増える原因は、唾液の分泌量が落ちること。さらに、ストレスでも唾液は減少。リラックス時の約3割減るといわれています。唾液には、多くの洗浄・抗菌成分や傷の修復成分などがあって、常に口の中の清潔を保っています。その唾液が減ることで、菌が繁殖しやすくなるのです。ただし、唾液の分泌量の低下(ドライマウス)は、シェーグレン症候群の可能性もありますので、気になる場合は医師に相談しましょう。このように、更年期にはエストロゲンが減ることで、口臭が強まり、歯周病のリスクも上がります。更年期はお肌ケアだけでなく、口の中のエイジングケアも必要です。

自転車は長く乗るより速く走る方が死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果大

自転車による運動は、より速く走る方が、長時間走るよりも、死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果があるようだ。例えば、1日30分未満、ゆっくりした速度で自転車に乗るよりも、速い速度で乗った方が、生存期間の期待値は男性で5.3年、女性で3.9年増加するという。デンマークBispebjerg University HospitalのPeter Schnohr氏らが、約2万人の成人を対象に行ったコホート試験であるCopenhagen City Heart Studyの結果の一部を分析し明らかにした。8月31日までパリで開催された欧州心臓病学会(ESC2011)で発表した。

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