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正しい歯磨き本気で覚える40代 「軽く長く」で10日後効果

指導を受けた後の週末の朝。鏡の前に陣取り、歯磨き剤を付けず上の前歯2本から磨き始める。ところが教わった通りに1~2本ずつ磨くと、思った以上に時間がかかる。10分が過ぎると口を開けっぱなしでいるのが苦痛になってきた。そのうち歯ぐきから出血した。ただ「歯ぐきで炎症を起こしている部分から歯磨き時に出血するのは気にしなくていい」そうだ。ブラッシングで歯垢がとれ、歯ぐきの状態が改善すれば出血も止まるからだ。結局、歯の表裏、奥歯の最奥まで磨き終えた時は21分が過ぎていた。しかし、もっと効率よく磨かないと毎日は続かない。その証拠に日曜の朝はいつものクセで磨き忘れ、夜は夜でアルコールが入り、ついおざなりな磨き方になる。心を入れ替えて集中して磨くうち、今度は歯ぐきに毛先が当って痛くなってきた。知覚過敏だ。そこでそこでライオン歯科衛生研究所(東京都墨田区)の主任歯科衛生士、黒川亜紀子さんを訪ねた。使い始めて数日にして毛先が開いた記者の歯ブラシを見せると、黒川さんは「力を入れ過ぎです」。力加減は「新品の歯ブラシを当てて痛くない程度」が適正という。
         日本経済新聞 2011.10.1

歯科医内科医タッグ 糖尿病と歯周病連携して治療

金沢市の医師会と歯科医師会が、糖尿病と歯周病の患者を連携して治療する事業に乗り出した。地域医療を担う内科医と歯科医が患者のデータを共有するのは全国初の試み。糖尿病の「第6の合併症」とされる歯周病を治療することで血糖値が改善することが確認されており、両会は患者のメリットが大きいとして、全県への拡大を目指している。
         北國新聞 2011.9.25

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