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歯磨き「3・3・3」? 下 1ヶ所20秒目安に

1日1回の歯磨きタイムは最低10分は確保してほしい。歯磨きの最大の目的は、細菌の繁殖源となる食べ物のかすや、細菌やその代謝物の塊「歯垢(プラーク)」を取り去ることにある。また、ブラッシングすることで歯の間にある歯肉がマッサージされて血行が良くなり、炎症なども起きにくくなる。
 理想の歯磨きは必ずしも「3・3・3」に当てはまらないようだが、基本的にはやはり朝昼晩、3回磨きます。朝昼は時間がなければ電動歯ブラシも使ってざっくりと、夜は時間をかけてじっくりと。メリハリを付けながらも、こまめにケアするのがベストなのは間違いない。
           北國新聞 2011.10.2

歯磨き「3・3・3」? 上 回数より時間かけて

虫歯や歯周病を防ぐ歯磨きは、よく「3・3・3」で行うのが良いといわれる。1日3回、食後3分以内に、3分以上磨く意味だが、実際のところ、歯磨きはどんな目安を設けて行うべきなのだろうか。
 まずは歯磨きの回数について。歯周病予防の観点からは、回数よりも1日1回、時間をかけてしっかり磨くことに重きをおくべきだ。
 歯周病の原因「歯垢(プラーク)」は、口に残った食べ物のかすを餌に繁殖した細菌の塊。これを放置すると硬い「歯石」になり、歯ブラシで落とすのが難しくなる。プラークが歯石の前段階へ変化するのにかかる時間は24時間前後。毎日磨かなければならないわけはこれだ。
           北國新聞 2011.10.1

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