24年度政府予算案には国保組合に対する助成費として、総額3,222億円を盛り込んだ。被保険者数の減少に伴い医療費総額は対前年度比0.9%減少。助成費の7割を占める療養給付費補助金は1.13%減の2,175億円の要求額となった。
国保組合の国庫補助見直しについては、24年度予算案には反映させておらず、厚労省では「医療保険制度改革の一環として、来年の通常国会への法案提出に向けて、関係者の意見を聴きながら引き聞き検討する」としている。
「国保情報(国保中央会発行)№1035~1036より転載」