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会館センター部講演会

日時:平成24年9月29日(土)午後2時30分~
 場所:十歯会館講堂
 演題:「高齢者診療におけるかかりつけ歯科医の在り方と手技」~診療所を核にした訪問診療とリハビリテーション~
 演者:日本大学歯学部 摂食機能療法学講座 教授 植田 耕一郎先生
 高齢者への接し方や訪問診療を始める前の考え方を説明。また、脳卒中でリハビリを行ない、身体の障害はある程度回復して健康でも、口の中は寝たきりのままだと述べられ、歯科医の役割を再認識。講演の中では実際に車イスを用意して半身不随の患者に対する身体移動のアドバイスをするより実践的なもの。

地域医療部講演会

日時:平成24年9月8日(土)午後3時~
 場所:十歯会館講堂
 演題:「高齢化社会の歯科医療の新たな役割とは」
 演者:日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長 菊谷 武先生 
 日本人のおもな死因について触れ、脳卒中の後遺症として摂食嚥下障害を起こし、誤嚥性肺炎などで死亡する例が増加と説明。さらに窒息はのどで起こるが、その要因の8割は口腔にありもっと口に関与することができれば、こうした窒息や肺炎は防げるという。年をとれば手足の動きが悪くなるように、加齢とともに舌や唇もやせ衰えていく。ただし、筋肉は鍛えることができ、舌の筋力を鍛えるなど口腔に働きかけることで、寝たきりの防止につながる。

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