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食物アレルギー対応の研修会 エピペン使い模擬訓練

食物アレルギー疾患のある児童生徒の緊急時に的確に対応しようと、市教委は5日、市役所で市内小中学校の養護教諭、栄養教諭などの専門教諭を対象にした食物アレルギー対応の研修会を開いた。参加者はアレルギー症状を緩和する自己注射薬エピペンの練習器具を使った訓練などに取り組んだ。

 市教委は2005年度、「学校給食における食物アレルギー対応マニュアル」を作成。今回の講習会は東京都調布市の小学校で昨年、アレルギーを持つ女児が給食後に亡くなった事故が発生したことを受け、より実践的な対策を進めようと、開催した。

 研修会では、市保健所の上原里程保健医療監が食物アレルギーについて講演。参加した教諭約180人は、アレルギーやエピペンについて学んだ後、練習用エピペンを使い、打つ練習などを行った。

他人の保険で虫歯治療疑い 同一名、形違うと発覚

他人の国民健康保険証を使って虫歯の治療を受けたとして、大阪府警国際捜査課は6日、詐欺の疑いで、いずれも中国人留学生の林雄(りん・ゆう)容疑者(25)=大阪市東成区=と呉国豪(ご・こくごう)容疑者(28)=大阪府摂津市=を逮捕した。

 逮捕容疑は2012年11月~今年7月の7回、大阪市天王寺区の歯科医院で、林容疑者が呉容疑者名義の保険証を借りて使用。虫歯の診察を受け、治療費計約3万9千円の支払いを免れた疑い。

 国際捜査課によると、今年4月、別の医院の歯科医師が、同じ呉容疑者の名前で受診したはずなのに歯の形が違うエックス線写真があることに気付き発覚。このエックス線写真は林容疑者のものではなかったが、同課が保険証の使用履歴を調べたところ、天王寺区の歯科医院での記録が見つかった。

 2人は府内の同じ大学の友人同士。林容疑者は「保険証を持ってないので借りようと思った」、呉容疑者は「治療費が安くなるので貸した」と容疑を認めている。

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