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仮歯科診療所事情のその後

あの震災から二年半が過ぎようとしている。未だ復興の途中にある宮城県の歯科事情を、県からの委託事業である仮設歯科診療所の近況を通して報告する。仮設歯科診療所の開設者は、県からの委託を受けた宮城県歯とし、管理者は被災会員から選出し、スタッフの人事を含めて管理者の独立採算という形態で運営を行っている。5ヵ所の仮設歯科診療所については平成24年度末に1回目の検証を行い、事業継続の必要性を協議した。この検証において、亘理エリアの仮設歯科診療所は収益性及び来院患者数の少なさから平成24年度いっぱいで閉院した。
                  日歯広報 8月15日

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