記事一覧

消費税率8%実施の際には初診料、再診料、入院基本料引き上げへ

厚生労働省は8月28日の中央社会保険医療協議会(中医協)の医療機関
等における消費税負担に関する分科会で、これまでの議論の中間整理
案が示された。内容は、来年4月に消費税率が8%引き上げされた時に
は、基本診療料・調剤基本料への上乗せによる対応を中心としつつ、
個別項目への上乗せを組み合わせる形で対応する。また、歯科診療報
酬においては基本的に初・再診料に上乗せすることが明記された。
個別項目の組み合わせ方については、10月末頃に速報が示される予定
の医療経済実態調査の結果等を踏まえ、今後検討するとしている。
本中間整理案は田中滋分科会長(慶應義塾大学大学院教授)が修文し
た後、次回総会に提出される予定。
詳細は日歯広報1601号に掲載。

中間整理案はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000018171.html

五輪開催に向けて 文科省、過去最大のスポーツ予算

2020年のオリンピックとパラリンピックの東京開催が9月8日決定した。
文部科学省は、平成26年度予算案の概算要求で、国立競技場の改築費
用や選手の強化費用など、スポーツ関係予算としては過去最大となる
490億円を盛り込む方針。国立競技場改築や国際競技力の向上に向けた
人材の養成などを国家戦略として総合的・計画的に推進するとして、
今年度の当初予算の2倍に当たる490億円のスポーツ関係予算を盛り込
むことことが盛り込まれている。
具体的には、メインスタジアムに予定している東京の国立競技場を、
収容人数8万人規模に改築する費用としての232億円がメインであるが、
スポーツ医歯学、科学などの分野から多角的に選手を支援するマルチ
サポート事業を行うための費用として29億円なども盛り込まれている。
今回の概算要求は、スポーツ関係予算としては過去最大となる見込み
である。

詳細はこちら
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130830-1181363.html

過去ログ