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「ホームカミングデー・歯学部同窓生歓迎会」のご案内

北海道大学ホームカミングデー2013の開催に合わせて、歯学部ホームカミングデーを
今週土曜日9月28日に開催いたします。10月1日から診療を開始する北海道大学病院
歯科外来新棟の内覧ツアーならびに講演会を行いますのでご案内します。

内覧ツアーの事前申し込みの必要はありませんが、外来新棟の自由な見学は
許可されてはおりませんので、当日の13時30分~14時の間に歯学部講堂(2階)に
集合してツアーに参加してください。14時~15時まで病院教員の案内による
外来新棟の内覧ツアーを行います。
 
内覧ツアー後15時~17時まで、下記の予定で、最新トピックスを含む、
教室の研究・紹介等の講演会を行います。

15:00-15:10 鈴木研究科長 歯学研究科の現状
15:10-15:20 第二解剖(山本先生) "歯硬組織の「美の壷」"
15:20-15:30 口腔生理(舩橋先生)「摂食調節の中枢神経機構を探るー単一ニューロンから
                     行動科学までー」
15:30-15:40 歯科理工(赤坂先生) 「マイクロ・ナノパターン化材料の歯科応用を目指して」
15:40-15:50 血管生物(秋山先生) 「がん組織における血管の特異性の解明と新たな血管
                      新生阻害療法への応用」
15:50-16:00 臨床教育部門(井上先生) 「臨床教育部門と口腔総合治療部とは」
16:00-16:10 第一保存(松田先生) 「う蝕と遺伝」
16:10-16:20 第二補綴(上田先生) 「CAD/CAMシステムとジルコニアセラミックスを活用した症
 例」
16:20-16:30 歯科放射線(佐藤先生) 「歯科エックス線撮影のデジタル化と医用画像管理システム」
16:30-16:40 高齢者歯科(柏崎先生) 「超高齢社会に求められる歯科医療」
16:40-16:50 顎咬合(山口先生) 「顎関節症とその周辺疾患の最近のトピックス」
16:50-17:00 第二口外(大廣先生) 「局所進行口腔扁平上皮癌に対する術前化学放射線療法の有用性」


なお、この内容は下記のホームページに掲載されております。
http://www.hokudai.ac.jp/home2013/program/program07_01.html

「つまようじが不要に」 一生残す自分の歯 予防歯科

「物が挟まらなくなったので、つまようじを使わなくなった。検査を受け出血すると恥ずかしいので、歯磨きを欠かさない」。3カ月に1度、細菌のすみかの歯垢(しこう)や歯石を除去するメンテナンスを受けている山形県酒田市内の女性(63)は話す。担当する歯科衛生士は「毎日、手入れしているか、いないかで、口の中の状態は大きく違う」と話す。

 日吉歯科診療所の熊谷崇(くまがい・たかし)理事長は「『年を取ると入れ歯が当たり前』と思っている人が多い。21年以上メンテナンスを受けている場合、失う歯の本数は平均1本」と蓄積したデータを基に効果を語る。

 日吉歯科には現在、個室の治療ルームが27。年間延べ約4万3千人の患者のうち約7割がメンテナンスのために来院する。スタッフ50人のうち歯科医師は12人。中心は21人いる歯科衛生士だ。

 初診の患者には、歯の左、右、中央について、それぞれ正面、上、下の計9枚の写真を撮影。歯のエックス線写真や唾液検査の結果を総合して、歯を失うリスクを評価し、治療方針を決める。

 20歳で虫歯や歯周病にならず、メンテナンスを続ければ、自分の歯で一生、食べられる可能性が高まるという。これを実現するために、力を入れているのが、子供の歯のメンテナンスだ。

 同市内の母親(37)は小3の長男が虫歯で歯茎が腫れて来院するようになった。初診の検査の後、「歯にあいた穴に、ばい菌が入るので歯茎が腫れる。歯の穴を埋めましょう」と原因と治療方針の説明を受けた。「食べ残しや寝る前にお菓子を食べる習慣が問題」と注意された。

 母親は「長男は自分の虫歯を写真で見せてもらってから、寝る前に鏡を見ながら歯を磨くようになった。親に虫歯があるので、子どもには、永久歯をきれいなまま残してあげたい」と定期的に通うようになった理由を話していた。

道内低い検診受診率

道は北海道のがん対策を話し合う本年度の北海道がん対策推進委員会(会長・長瀬清北海道医師会会長)の初会合を3日、札幌市内で開いた。各委員は道に対し、全国的にも低い道内のがん検診受診率などについて意見や提案を出した。道の担当者が道がん対策推進計画(2013~17年度)や、4月から道が独自に指定を始めたがんの「準拠点病院」などを委員に説明した。10年度の検診受診率が最も低い肺がんで19%、最も高い子宮頸がんでも30%だったことから、同計画は検診受診率を「5年以内に50%以上」にするという目標値を掲げた。
                          北海道新聞 2013.9.11

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