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「いつまでも口から食べようシンポジウム」開催

11月8日(金)午後1時より札幌共済ホールにおいて「いつまでも口か
ら食べようシンポジウム」が開催された。当日はあいにくのみぞれま
じりの強い雨が降っていたにもかかわらず、356名と多数の来場者が
あり、盛況であった。はじめに富野道歯会長より挨拶があり、高齢者
の歯のコンクール北海道大会の表彰式では80歳から88歳までの6名が
表彰され、北海道最優秀賞は歌志内在住の藤澤禮子さんが受賞した。
引き続き、摂食・嚥下障害分野の第一人者である、向井美惠昭和大学
名誉教授により「しっかり噛んで安全に美味しく食べる」と題した講
演が行われた。毎日の食事は、単に栄養を摂る目的だけでなく
「安全に味わって食べる」食べ方を知ることが大切。「味わい、寛ぎ」
など食本来の効用を感じることで心の健康をも意識できる食事だが、
食べ方によっては肥満や窒息などの命の危険が伴うことにもなる。
種々の面から「味わい方」と「安全性」について説明された。

平成25年度北海道歯科医師会役員連絡協議会 開催される

11月9日(土)午後1時より道歯会館2階大講堂において標記協議会が
開催された。冒頭、富野道歯会長の挨拶の後、来賓として大久保満男
日歯会長が挨拶された。大久保会長は次期保険点数改定について、消
費税増税との関係について言及、医療福祉の充実により、国民の健康
財産と生活を守ることを念頭に改定に臨むことを述べられた。報告事
項に移り、高橋秀直日歯常務理事より,日歯会務報告、後藤衞専務理
事より道歯会務報告がなされた。特別講演では大久保会長より「日本
歯科医師会の歴史と今後の課題」と題した講演がなされた。今年で創
立110周年を迎えた日本歯科医師会の経緯とこれまで乗り越えてきた二
つの試練について説明され、今後の展望として、超高齢化社会におけ
る日歯の責務について話された。

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