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「子ども・若者白書」2014年版 閣議で決定

政府は6月3日閣議で、2014年版「子ども・若者白書」を決定した。
この中で特筆すべきは、15?34歳の若者で仕事も通学も求職もしてい
ない「ニート」が25年には60万人と、前年に比べ3万人減少したことが
明らかになったことである。また、今回は特集として、世界7カ国の若
者の意識調査が掲載されている。2013年11~12月に日米韓と、英国、
ドイツ、フランス、スウェーデンの計7カ国で実施、各国の13~29歳の
男女約1,000人を対象にインターネットでおこなわれた調査である。
「自分の将来に明るい希望を持っているか」との設問に対して「希望
がある」「どちらかと言えば希望がある」との回答が日本では61.6%と
7カ国中最低の結果となり、他の6カ国の82.4~91.1%を大幅に下回った。
「自分自身に満足している」との回答の割合も、日本が最下位で45.8%、
他国は70%を超えた。「40歳になったときに幸せになっている」との回
答も日本が66.2%で最下位、他の6カ国は81.6~87.4%だった。しかし、
「自国のために役立つことをしたい」と回答したのは日本が54.5%でト
ップだった。

白書の概要はこちら
http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/index.html

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