出産回数が多い女性は将来、残存永久歯が少なくなりやすいことが、東京医科歯科大の植野正之准教授と国立がん研究センターの共同研究でわかった。植野准教授はこの原因について「妊娠や出産のプロセスに伴い、ホルモンや口の中の細菌のバランスが変化し、免疫力が低下することで、う蝕になりやすかったり、歯周組織の破壊が起こりやすくなったりする。妊娠ごとにそれが繰り返されることで歯の喪失に至るリスクが高まると考えられる」としている。
出産回数が多い女性は将来、残存永久歯が少なくなりやすいことが、東京医科歯科大の植野正之准教授と国立がん研究センターの共同研究でわかった。植野准教授はこの原因について「妊娠や出産のプロセスに伴い、ホルモンや口の中の細菌のバランスが変化し、免疫力が低下することで、う蝕になりやすかったり、歯周組織の破壊が起こりやすくなったりする。妊娠ごとにそれが繰り返されることで歯の喪失に至るリスクが高まると考えられる」としている。