スポーツの振興や競技力向上などのため、歯科学の観点から指導、助言する日本体育協会公認のスポーツデンティスト67人が初めて誕生した。
2年前から同協会と日本歯科医師会が共同で養成講習会を開き、600人以上の歯科医の申込者から選ばれた第1期生。
トップアスリートから一般のスポーツ愛好者までを対象に、医療機関での歯科診療に加え、スポーツ現場でのデンタルチェックや障害の防止、救護、競技力向上のための支援を行う。
競技中の事故防止に有効なマウスガード(マウスピース)の製作や普及にも取り組む。
当面、千人程度の登録を目指すという。