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私立大授業料は86万4千円 3年連続増、文科省調査

2014年度に入学した私立大学生が支払った授業料の平均額は86万4384円で、前年度から0・5%増えたことが19日までの文部科学省調査で分かった。授業料増は3年連続。

 入学金は1・3%減の26万1089円、施設整備費は0・9%減の18万6171円で、実験実習料などを含めて入学初年度に支払う合計額は、前年度の143万4329円とほぼ変わらない143万4996円だった。

 調査は全国の578校を対象に実施。授業料を学部別にみると、最も高かったのは歯学部の304万8247円で、医学部の254万7939円、薬学部の141万2252円と続いた。

 逆に最も安かったのは、神・仏教学部の71万4308円。続いて法・商・経済学部の73万8020円、社会福祉学部の73万9060円だった。

 入学金は1999年度の29万815円がピークで、その後は減少傾向となっている。

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