歯科医師免許を持たない助手に医療行為をさせたとして、警視庁生活環境課は15日までに、歯科医師法違反の疑いで、院長と、歯科助手を逮捕した。
逮捕容疑は2014年3月~昨年5月、容疑者が16回にわたり、30~40代の女性患者5人の歯型を取るなどの医療行為を無免許でさせた疑い。
同課によると、患者5人は治療後、歯茎が痛むなどの健康被害を訴えたという。容疑者は「違法性の認識はなかった。
容疑者はクリニックに来ずに、治療をすべて歯科助手の容疑者に任せる日もあったという。クリニックは09年以降、約4億8千万円の収入があった。