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【神奈川】医科と歯科が病診で「連携協定」 横須賀

横須賀市立うわまち病院(同市上町)と市歯科医師会は22日、入院患者の手術前後の口腔(こうくう)ケアなどで協力する病診連携協定を結んだ。二次感染防止に効果的とされ、歯科のない総合病院と地域の歯科医師会が連携するケースは県内初という。

 同病院によると、年間の手術件数は約2500件。このうち外科や心臓血管外科を中心に2千件程度で、歯磨きやうがい指導を徹底すれば、歯垢(しこう)からの細菌感染や合併症のリスクがさらに低減されるとしている。

 市歯科医師会の連携登録医76人が、入院手術前の患者の住所地ごとに診療所で口腔ケアに当たったり、入院中の病院に往診したりする。必要ならば、退院後の歯科訪問治療も行う。患者情報の共有化やうがい薬の販売などで、市医師会や市薬剤師会とも連携する。

 同病院で協定書に調印。沼田裕一院長は「多くの患者が恩恵を受けるだけでなく、病院にとってもありがたい」と話し、市歯科医師会の松本好史会長は「ぜひとも横須賀発で医科歯科病診連携を成功させたい」と述べた。

子どもの誤飲、たばこ最多 おもちゃのみ死亡事案も

厚生労働省は26日、2015年度の病院モニター報告で寄せられた「子どもの誤飲事故」286件のうち、たばこの誤飲が63件(22・0%)で2年連続最多だったと発表した。医薬品・医薬部外品が48件(16・8%)、プラスチック製品が40件(14・0%)と続いた。死亡事例は1件で、9カ月の男児が直径10ミリ程度のおもちゃを誤飲し、呼吸困難を発症した事案。

 厚労省は「誤飲があれば直ちに医療機関を受診してほしい」とし、特に子どもにおもちゃを渡す際は、誤飲の可能性がある点に留意するよう呼び掛けた。

 全国16施設の協力医療機関のうち、8施設の小児科が診察した事例をまとめた。たばこの誤飲の中には、車内のドリンクホルダーにあった吸い殻入りのコーヒーを飲んでしまった事例などがあった。

 一方、公益財団法人「日本中毒情報センター」が収集した家庭用品の吸入事故とみられる事例(1201件)では、殺虫剤が269件で最多だった。

マウスウォッシュは効果的か?

高齢者施設のスタッフ様からよくある質問
「マウスウォッシュを使えば歯みがきをしなくてもいいか?」

答えは…
「マウスウォッシュでは不十分なので、
 きちんと歯みがきをしてください」です。

歯の汚れ、プラークは細菌です。
細菌は残念ながら歯ブラシで磨く=はがし取る
という行為が行われないと取り除くことはできません。

殺菌力の高いマウスウォッシュでうがいをしても
こすり取る、はがし取るといったことをしていないので
プラークは落としきれないということになります。

もちろん歯みがきに併せてマウスウォッシュを使うことは
効果的だと思いますが、うがいだけでお口の汚れの撃退は
難しいです。

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