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「1日おき断食」の減量効果は?

1日断食して翌日は好きなものを食べるという食事法(ダイエット)の減量効果は、従来式の食事制限と同程度であることが新たな研究で示された。1年後の体重減少率は、1日おき断食ダイエットでは6.0%、従来のカロリー制限ダイエットでは5.3%であったという。

 研究を率いた米イリノイ大学シカゴ校運動・栄養学准教授のKrista Varady氏は、「1日おきにダイエットを休める方が継続しやすく、効果が高いのではないかと考えていたが、実際は差がないことが分かった」と述べている。

 今回の研究では、代謝異常のない肥満者100人(18~64歳)を対象として、1日おきに断食する群、従来式の食事制限をする群、全く食事制限をしない対照群の3群に無作為に割り付けた。1日おき断食では、断食日は摂取カロリーを25%に制限し、休息日には125%まで摂取してもよいこととした。従来式の食事制限では、毎日の摂取カロリーを75%に制限してもらった。最初の6カ月間は減量期、その後の6カ月間は体重維持期として、1年間にわたり対象者を追跡した。

 その結果、従来式の食事制限群の方が、1日おき断食群に比べて、摂取カロリーの目標値を守れる比率が高かった。脱落率は1日おき断食群で38%、従来式の食事制限群で29%、対照群で26%であった。

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