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脳梗塞、歯の細胞から薬開発へ― 後日投与でも後遺症抑制 ―

製薬会社JCRファーマと帝人は7月18日(火)、他人の歯から取り出した細胞を使った急性期脳梗塞の治療薬を共同で開発すると発表した。
従来の治療法は発症から数時間以内に始めなければならないが、この薬の開発が成功すれば一定時間血流が滞っても静脈内に入った歯髄幹細胞が炎症を抑える役目を果たすことで後遺症を防ぐ。すでに脳梗塞状態のマウスを使った実験では想定した結果が出たという。両社は2018年度中に治験を開始する計画だ。

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