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薬用歯みがきのフッ化物配合濃度の上昇、1000ppmから1500ppmへの拡大が決定。

厚労省の歯科疾患実態調査によると、1987年より25年間、1987年より25年間、20~40代の成人1人あたりのむし歯の本数は減少している一方、むし歯を1本でも経験してことがある人の割合は以前として95%を超えたまま推移している。むし歯予防に最も有効な方法の一つとしてフッ素の活用がある。フッ素には、歯垢の細菌の活動を抑え酸が作られるのを抑制したり、溶けたエナメル質を修復する、歯質を強化するなど、むし歯を防ぐ様々な効果がある。予防歯科先進国のスウェーデンをはじめとした欧米では、歯みがきなどに配合するフッ素の配合濃度を国際基準である1500ppmを採用しているが、日本ではこれまで1000ppmが上限とされていた。そんな中、厚労省がフッ化物配合の薬用歯みがき類について、国際基準と同様、1500ppmを上限として商品を医薬部外品として承認した。

「食方箋」をテーマにした新発想。世界初の医学会が監修したレストラン。

 心身の健康のベースとなり、病気予防の第一歩ともいわれるほど正しい食事が重要だ。最近ますます日々の食事の重要性が高まっている。そんな中、5月29日、東京・神谷町に国際オーソモレキュラー医学会が監修するレストラン『医学会キッチンオーソモレキュラー』がオープンした。学会に所属し活動する約700名の日本の医師や歯科医師、薬剤師、管理栄養士たちの中から季節ごとに約10名が各々の研究に基づき、健康寿命長寿、ダイエット、アンチエイチングなどの効果を訴求したメニューのレシピを作成。クリニックでは伝えきれない食を通しての健康へのアプローチをする。また、食材に対する正しい理解と活用方法を学ぶ場として、効率の良い食べ方、調理方法なども提案。さらに、様々な注目食材も紹介する。
 今後は、「健康長寿を目指す」、「アンチエイチング」、「仕事のパフォーマンスを上げる食事」など、テーマごとにドクターによるセミナーと食事会を企画しており、科学的根拠に基づいた中立的な食の情報提供を行っていくという。医師たちが提案する新たな外食スタイルに注目したい。

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