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咀嚼の話≪脳の活性化≫

咀嚼による8つの効果「ひみこの歯がいーぜ」の続きです。
「ひ」は肥満予防、「み」は味覚の発達、「こ」は言葉の発音が良くなる。
今回は「の」について。脳の活性化のお話です。

噛む運動は脳細胞の活性化を引き起こし、子どもの脳の発達や
認知症予防などにも効果が期待できます。
硬い食べ物を噛むことは、子どもの知能指数や短期記憶能力に
非常に関係が深いことが分かっています。

高齢動物研究では、硬い食べ物を噛むことは
柔らかいものを噛むのに比べて、
加齢による学習効果の低下を遅延させ、
老化を抑制することに関係があると考えられます。
脳梗塞モデル動物研究では、硬い食べ物を噛むことにより
学習・記憶障害をほぼ回復させることが確認されています。

高齢並びにアルツハイマーモデル動物研究では、
逆に、柔らかい食べ物を噛むことは、硬い食べ物を噛むのに比べて
記憶や記憶保持能力が低下する傾向にあることも確認されています。

成熟動物研究では、硬い食べ物を噛むことにより
記憶力が10分後には330倍に到達し、100倍のレベルが2時間強
持続することが確認されています。
食事後に最も記憶力が向上し、食事後5時間で低下したことから、
記憶力の向上が噛むことによるものであり、
2時間の持続性から「噛むこと」と「記憶力」が関係づけられます。
つまり、朝昼夜の食事時間は脳の活性化を継続するため、
理にかなった食事の間隔時間といえます。

噛むことを意識した食事と食べ方で、脳の働きや記憶力に関係が深いと思うと
日々の食事もおろそかにできませんね。

▼参考文献:日本補綴歯科学会「咬合・咀嚼が創る健康長寿」
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/g0sxs8u0as0bmp8dm9WMz
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医療窓口負担2割に拡大 75歳以上、財務省が改革案 支払い能力、資産も考慮

社会保障費の膨張を抑えるため財務省がまとめた改革案が20日分かった。75歳以上の人が病院の窓口で負担する医療費の割合を現在の原則1割から2割へと引き上げるのが柱。医療・介護保険では高齢者一人一人の負担水準を決める上で、毎年の所得だけでなく金融資産の保有状況も判定材料に加え、資産が豊富で支払い能力のある人には、より多くの負担を求める制度設計も検討する。

 25日の財政制度等審議会で示し、年末から来年にかけて議論を進める。負担増となる高齢者や、受診抑制により収入が減る可能性のある医療機関の反発は必至で、調整は難航が予想される。

 医療費の窓口負担は従来、69歳まで3割、70歳以上は1割だった。2014年度以降に70歳になった人は2割に上げる見直しを段階的に進めてきており、18年度は70~74歳の人が2割負担となることが決まっている。

 財務省は、高齢化が進む中で現役世代の負担を抑えるには一段の改革が必要だと判断。19年4月以降に75歳となる人の負担を2割に据え置くよう求める。これに合わせ、既に75歳になっている人たちの負担も段階的に2割へ上げることを提案する。

 一方、医療や介護の負担水準を決める上で資産の多寡も考慮する仕組みづくりは、マイナンバー制度を活用して預金残高などを把握することで実現を目指す。

 18年度予算編成で焦点となる診療報酬改定では、医師・薬剤師の技術料に当たる本体部分を含めたマイナス改定を主張。介護報酬も引き下げ、国民負担増と財政悪化を抑える姿勢を打ち出す。

 子育て支援では、企業が負担する事業主拠出金の法定上限(現在は賃金の0・25%)を引き上げ、保育所運営の財源を確保する方針を示す。

絵本と歯ブラシでコミュニケーション

 内容 絵本の読み聞かせ、歯磨き指導
 日時 11月14日(火) 午前10時30分から
 場所 中央図書館(常磐公園)
 対象 1歳前後の子と保護者
 定員 20組
 申込 健康推進課 ℡25-6315

「地域包括ケア推進のつどい」開催について <北海道医師会・旭川市医師会共催>

日時 平成29年10月28日(土)午後1時30分~午後5時
  場所 旭川グランドホテル 3階「景雲の間」
     (旭川市6条通9丁目 ℡24-2111)

 <講演>
  「『バイタルリンク』による多職種情報共有システムの試み」
                    地域ケアネット旭川 代表 鈴木康之
  <各医療機関からの病床機能アピール>
   (市内(近郊)病院・有床診療所で希望する医療機関)

 <特別講演>
  「日本医師会の考える医療・介護連携と地域包括ケア(仮)」
                    日本医師会 常任理事 鈴木邦彦先生

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