患者にとって安全な医療のあり方を政府高官らで議論する「閣僚級世界患者安全サミット」が4月13、14日東京都内で開かれ、各国が連携して医療の質の向上に努めることなどを掲げる「東京宣言」をまとめた。
開催は今回が3回目で、44か国約500人が出席した。宣言には、医療政策においても患者の安全を優先させることや、医療事故のような有害事象を最小化する方針を盛り込み毎年9月17日を「世界患者安全の日」とした。
(YOMIURI ONLINE yomiDr. 4月16日より)
患者にとって安全な医療のあり方を政府高官らで議論する「閣僚級世界患者安全サミット」が4月13、14日東京都内で開かれ、各国が連携して医療の質の向上に努めることなどを掲げる「東京宣言」をまとめた。
開催は今回が3回目で、44か国約500人が出席した。宣言には、医療政策においても患者の安全を優先させることや、医療事故のような有害事象を最小化する方針を盛り込み毎年9月17日を「世界患者安全の日」とした。
(YOMIURI ONLINE yomiDr. 4月16日より)
アレルギー症状を緩和する自己注射薬「エピペン」などのアドレナリン製剤について厚生労働省は3月15日、急性アレルギー症状のアナフィラキシーになった際には、自閉症や統合失調症向けの抗精神病薬をのんでいても使えるようにする方針を決めた。
低血圧になることがあるとして、これまでは添付文書で併用を禁じてきた。製薬会社にエピペンについては併用注意の欄に書くように添付文書の改定を求める。
食物アレルギーがあり、自閉症などの発達障害もある患者が増えているとして日本アレルギー学会が昨年6月、厚労省に併用の解禁を求めていた。一方、日本小児アレルギー学会のガイドラインは、医師の裁量で救命のために使うことを認めている。
(朝日新聞DIGITAL 3月16日より)