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歯科医療充実など「骨太2017の内容継続を」自民・議連で日歯要望

自民党の国民歯科問題議員連盟(尾辻秀久 会長)の総会が5月23日に開かれ、政府の「骨太の方針2018」策定に向けて、日本歯科医師会の堀 憲郎 会長が意見を表明した。

 堀 会長は、同2017に「生涯を通じた歯科健診の充実」「歯科保健医療の充実」といった方向性が盛り込まれたことを踏まえ、同2018でも、その方向性と記載内容を継続するよう求めた。

 併せて、国民の健康寿命延伸と医療の財政側面に貢献するため▽「介護予防とフレイル予防の一体化」の中で「歯科」や「口腔」の関わりを示す ▽入院のみならず、医科外来からのフレイル予防などのニーズが把握されることから、そこに「医科歯科連携推進」の方向性を示すことも要望した。

 堀 会長は「施設等における口腔機能管理を徹底すれば、誤嚥性肺炎にかかる医療費のうち年間950億円程度を抑制できる可能性がある」とのデータなど、具体的な数値も提示した。

(メディファクスより)

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