2019年6月、不二製油グループ本社株式会社は、全国の50代~70代男女600名に「食をはじめとする生活実態とフレイルに関する調査」をインターネットで実施した。
フレイルの認知度に関しては、「言葉も意味も知っている」人は6.8%、「言葉は知っているが意味は知らない」人は11.2%、「知らない」人は82.0%という結果になった。
一方、フレイルを“虚弱状態”と正しく認識できている人は12.7%で、その中では70代男性が最も多く、50代男性に比べて2.1倍の認識を持っていることがわかった。
2020年4月「日本人の食事摂取基準」にフレイル予防が追加されるなか、フレイルの認知がまだまだ広がっていない実態が浮き彫りになった。
(歯科通信より)